カーペットについて
引越しの荷物でたまにある『カーペット』についての記事になります。
カーペットのメリットとデメリット
引越しを機にカーペットを購入されるかたもいらっしゃるかと思います。
色や柄のデザインだけで判断せず、カーペット特有のメリットとデメリットがありますのでご参考にしてください。
メリット
- 防音
- 床の保護
- 保温性
- 防滑性
デメリット
- ついた汚れが取れない
- ダニの巣になる
- 匂いが取れない
- カビ等の菌の住みか
- ホコリがでる
- 処分する時がめんどくさい
最近のカーペットには、これらデメリットに対応した、ダニ対策、防臭の商品などがあります。
引越し屋の目線からだとデメリットのほうが多く目にしてしまいますね。
引越しの現場でみかけるカーペットは見た目が綺麗でも剥がして裏をみたら『汚ねーな』と感じる物がほとんどです。
カーペットと床の間に小麦粉レベルの微細なホコリ、湿度管理できてない部屋であれば黒かびがびっしりなんて事もよくあります。
なのでカーペットの取り扱いする時は基本的には息を止めてます。
参考までに黒カビの害について。
病気やアレルギー疾患の原因になったり、食品に生えて、毒物を生産し、ガンや中毒の原因になったりもします。
しかし、何といってもカビの最大の害は、衣食住のあらゆるものをカビさせ、だめにしてしまうことでしょう。
引用元:東京都福祉保険局
カーペットの梱包方法
カーペットの梱包と言ってもただ丸めてヒモで縛るだけです。柔らかラグはたたんでヒモで縛るぐらいです。
ご自身で梱包する場合は、同じように丸めてテープやヒモで縛るだけで問題ありません。
運び出しは、新居で最初に搬入する関係がありますので、最後にトラックに積載します。なので作業の邪魔にならないように部屋の奥にでも置いておいてください。
部屋一面に敷き詰めているタイプのカーペットだと、ご自身での梱包作業は難しいかと思われます。家具や家電を全て撤去しない限り、カーペットを剥がすことができませんので。
よって対応できるのは引越し業者だけになります。
梱包は引越し業者に任せてください。
カーペットの処分
引越しのタイミングでカーペットを処分するお客さんはけっこういらっしゃいます。
カーペットは気軽にクリーニングできませんので、どうしても使用期間に比例した汚れが蓄積されます。
せっかくの新居に汚ないカーペットは持ち込みたくはないですよね。
処分方法ついてはお住まいの地域の自治体によって変わりますので、事前によく確認しておきましょう。
主な処分方法としては
- 数日前にゴミ収集センターに連絡して指定の場所に出す。
- 定められた粗大ごみ回収の日に、ゴミステーションに出す。
- ご自身で粗大ごみ回収センターまで持っていく
- 民間のゴミ回収業者に連絡して依頼する
いずれの方法も有料になります。最後に記載している『民間のゴミ回収業者』は高額な処分費用を請求してくる事がありますので、よく確認してから依頼してください。
引越し業者でも処分をしてくれるところがあるかもしれませんが、それなりに処分費用がかかると思われます。事前に確認してください。
特徴なカーペット
特徴なカーペットの運搬は追加料金の対象になる可能性があります。
代表的なものだと『ウッドカーペット』です。
『重量や取り扱いの手間』が理由で追加料金になると思います。
カーペットのサイズによっては予定していたトラックに積載できない可能性もあります。
見た目ではウッドカーペットなのかフローリングなのか判断できない事もありますので、荷物にウッドカーペットがある場合は必ず事前に申告してください。
以上、カーペットについての記事でした。
ご拝読ありがとうございました!
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