引っ越し作業員のピークは何歳?
皆さんこんにちは。
今回は引っ越し作業員のピークは何歳か?ついて記事にしたいと思います。
暇だから書いてる誰得な無料級記事ですので忙しい人は決して読まないでください。
後悔しますよ。
いきなり結論
生産性のピークは30代前半です。それ以降は落ちていきます。
引っ越し作業員における生産性とは『現場件数』です。
現場件数が多ければ単純に売り上げに直結します。
その現場を一番さばけるのが30代前半です。
20代前半から引っ越し会社に就職したとして経験と体力など心身共に充実するのが30代前半です。
30代後半になりますとどうしても体力的なことが理由で生産力が落ちていきます。
体力的と言っても『力が落ちた』とか『スタミナが落ちた』という話ではなく体に深刻な不調な部分がてきます。
優秀な作業員ほど体を壊しやすい
理由はシンプルで『無理する』をからです。
意識の高い優秀な作業員がもつ大きな特徴が二つありましてそれは
『自己犠牲の精神』と『承認欲求』です。
お客さんの為に…
会社の為に…
誰々に認められたい…
この自己犠牲と承認欲求がコラボ状態になると作業員はバーサク状態になり無理をします。
- 重量物を一人で持つ
- 急ぐ必要もないのに急いで作業をする
- 体調良くないのに働く
これらの行動が原因で体が徐々に壊れていきます。
モチベの高い作業員はプライベートなどを活用して強靭な体づくりしてでも業務に向き合うのですがこれが更なる悪循環を生み出します。
筋トレしてパワーがあれば作業が楽になると思うかもしれませんが、そんな簡単な話ではありません。
筋肉があればあるほど確かに強い負荷の作業ができますが『軟骨や関節』がもちません。
筋肉はトレーニングで強化されていきますが、軟骨や関節は再生能力のない消耗品です。
しかもその消耗品は交換ができません。
筋力トレーニングは怪我防止の為、正しいフォームでの運動をしますが、引っ越し作業は荷物第一主義なので、荷物を壊さないようにひねった状態や無理な体勢いでのフルパワーを要求されるので、関節の軟骨にダメージが蓄積されてやがて壊れます。
優秀な作業員の末路
私は引っ越しの業界20年近くいますが昔優秀だった化け物作業員はみんな関節や軟骨を壊し引退しました。
主な故障個所は筋肉ではなくは、腰、膝、手首ですね。
当然引っ越しの現場では使い物にならないので営業職だったり宅配業にジョブチェンジしています。
ピークを遅らせるのは?
作業員のピークは30代前半です。
それ以降は体力的な事でどうしても衰退していきます。
ではピークを遅らせるにはどうしたら良いのか?
答えは簡単です。
『テキトーにやる』
この一言につきます。
正しい経験値があればテキトーにやっててもそれなりにやってる風に見せることはできます。
業界は違いますが、体力がないジジイの武術の達人がなぜ崇められるのか?
それはいかにもやってる風に見せてそれに成功してるだけだからです。
ジャイアント馬場もそうでしたね。
体力勝負の世界の引っ越し作業員もそうあるべきです。
無理して戦って体壊してもお客さんや会社は面倒を見てくれません。
しかも現役期間が短い引っ越し作業員の現役獲得賃金は微々たるものです。
ある程度の成長を感じたら自己犠牲の精神と承認欲求はすぐ捨てテキトーにやりましょう。
それがピークを遅らせる唯一の方法です。
ご拝読カムサハムニダございました。
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