無料サービスの賠償責任
引越し作業には『有料』と『無料』のサービス(作業)があります。
有料のサービスはお金を頂いてるのでなにかあった場合は業者側に賠償責任が発生します。
※業者に落ち度がある場合です
ですが突発的に依頼され無料で行われた作業の賠償責任については現場作業の『善意で行われるサービス』ですので基本的に業者側に賠償責任はないと思ってください。
無料の洗濯機の脱着
やっぱり自分ではムリなのでお願いしたいのですが？
無料で対応した場合は業者側に賠償責任は発生しません。
お客さんの依頼で代理で無料で作業してるのでそこで『何か』あった場合はお客さんの使用者責任になります。
水漏れ事故があった場合はお客さんの保険で対応して頂く事になります。
何かあった場合、賠償までしっかりして欲しいのですが…
それであれば有料のサービスをご利用下さい。
電気屋さん等の専門業者に依頼するのがベストだと思います。
引越し業者によって自社の有料サービスで対応しているところもありますが専門業者のほうが確実性が高いです。
専門業者の取り付け費用はおおよそ3,000～10,000円ぐらいかと思います。
状況により必要な有料部材が発生することがありますので詳しい金額はお問い合わせ時に確認してください。
水回りのサービス業者の中には悪質なぼったくり業者も存在しますので良く選んでご依頼ください。
申告のない荷物
引越しの現場では良くあることですが、もともと運ぶ予定が無かった荷物が当日に増える事があります。
対応は現場作業員の判断になります。
・断る ・追加料金もらって運ぶ ・追加料金なしで運ぶ
以上が主な対応方法になります。
大幅に増えた場合はスケジュールが狂ってくるのと破損リスクが高まるのでお断りの対象になります。
申し込み時に無かった物を当日に『追加料金なし』で運搬した場合は善意による無料のサービスになります。
その申告の無かったお荷物にもし『破損』などがあった場合は賠償責任は難しくなるので無料で依頼するときは『使用者責任・自己責任』とお考えください。
もし破損が起きてしまった場合、お客さん的には『業者に壊された』という気持ちになるのは理解できますが根本的な問題は無申告だったと言うことです。
無申告荷物の運搬はもともと依頼してあるサービス料金に含まれない作業です。
本来であれば、有料で依頼する、もしくは自分でなんとかしなければなりません。
無申告には単純に忘れてたという方もいらっしゃいますが、残念な事になりますがごく少数で『意図的』な方もいます。
目的は見積もり金額が安くなる可能性があるからです。
無料で運搬した無申告荷物の破損等の理由で本来の見積もりしてある引越し料金を値下げさせる行為、料金を払わない等の行為は、強要、詐欺、になる可能性があるのでお気をつけください。
まとめ
引越しで安心を得るにはお金はどうしてもかかります。
自分でできるのであれば自分でやり、できないのであればお金を払ってる依頼する。
それがあるべき形だと思います。
無料で行われるサービスは何かあっても使用者(依頼者)の責任の範囲になりますのでご理解ください。
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