ガスコンロについて
ガスコンロについての注意点をまとめてみましたのでご参考にしてください。
新居のガスの種類の確認
まず確認しておきたいポイントは新居のガスの種類です。
ガスの種類は2種類のあります。
- 都市ガス
- プロパンガス
現在が都市ガスで新居プロパンガス、現在がプロパンガスで新居が都市ガスだった場合は、ガスコンロは使えません。ガスの種類に合った買い換えが必要になります。
ガスの種類
ガスの種類を見分けるポイントです。
ガスコンロの型番の末尾に『LP』と書いてたらプロパンガスです。
『12A13A』と書いてたら都市ガスです。なんだかややこしい記載ですよね。考えたやつの顔を見てみたいです。
キッチンの壁に必ずついてるガス警報器の設置位置でも見分ける事ができます。
『高い位置ある場合は都市ガス』
『低い位置ある場合はプロパンガス』
ガスの種類によって上にたまるか下にたまるか違いがあります。おならはどっちにたまるか気になるところですね。
あとホースの色の違いでも見分ける事ができます。
『オレンジはプロパンガス』
『白っぽいのは都市ガス』
建物の外観からもガスの種類を見分ける事ができます。
建物の外にガスのボンベがあったらそこの建物はプロパンガスを使用してます。なければ都市ガスです。
ただしこれは確証にはならない可能性があります。素人には判断しづらいと思います。
ご自身の判断だと不安、確実に確認したいというのであれば、現在と新居の管理会社に連絡をして確認してください。
間違ったコンロを使用したら
- 火力が変わる
- 一酸化炭素中毒の可能性
- 火傷、火事の可能性
- ガスコンロが壊れる
全然使えないですね。非常に危ないのでガスの種類が違ったらすぐ交換してください。
参考までに一酸化炭素化の怖さを。
一酸化炭素(CO)は無味無臭の気体で極めて毒性が強く、空気中における濃度が0.02%(200ppm)に上昇すると頭痛などが起こり、さらに、濃度が上がると吐き気、めまいなどの中毒症状が進み、最悪の場合、死に至るなど身体に大きな影響を与える物質です。
引用元:東京都福祉保険局
ガスコンロの梱包
ガスコンロを梱包する際にまず注意していただきたいことは『電池』を抜いてください。
押し込み式点火するタイプのガスコンロの場合は、荷物の揺れ等が原因で、スイッチが押されスパークする可能性がありますので、電池の抜き忘れはご注意ください。
理想的な梱包方法は購入時に入っていた購入時に入っていた元箱の利用です。
ですが、たいていの人は処分して手放してます。
元箱がなければ大きいダンボールに入れて隙間に新聞紙や緩衝材を入れて上手いこと梱包してください。
適切なサイズのダンボールがなければ、ダンボールを切って広げて、ガスコンロ本体に巻き付けテープで固定してください。
ダンボールがなければ大きいゴミ袋に入れてください。
袋がなければ各パーツが外れないように養生テープや布テープを張り付けてください。ただし油汚れが付着したガスコンロはテープが着きにくいので張り付ける際は必ず掃除してからにしてください。
梱包がご自身ではできない、もしくは『めんどくせー』と思った場合は素直に引っ越し業者に依頼してください。
ガスコンロの取り外し
ガスコンロの裏にある栓を閉めてからホースを抜けば取り外しできます。
長い時間使用したホースは固くなってなかなか抜けない場合があります。
その場合はムリをせず引っ越し業者に依頼してください。
その際はガスコンロとガスホースの清掃は必ずしておいてください。
でないとスタッフの手が油まみれになり、その後の引っ越し作業に支障がでることがあります。
教養のないスタッフなら、その油まみれの手で作業を続行しますので、大切なお荷物も当然油まみれになります。
ガスコンロの取り付け
コンロの取り付けは引っ越し業者でもできないことはないと思いますが、なるべくガス屋さんに依頼してください。
ガス屋さんは正しい取り付けの他に『器具の劣化』も必ず確認しております。ここは引っ越し業者では判断が難しい部分になります。
良くあるのがガスホースの劣化です。古いとゴムが固くなりひび割れなどしてしまいます。
そこで問題があれば、ガス屋さんなら部品交換でその場ですぐ対応してくれます。
まとめ
引っ越し時、もっとも注意すべきポイントは現在と新居のガスの種類の違いです。
都市ガスかプロパンガスの確認は必ず引っ越し前に確認ください。
ご自身での確認が難しければ管理会社に連絡してください。
以上、ガスコンロについての注意点でした。
ご拝読ありがとうございました。
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