これも引越し業をやってるとついて回る案件です。
DV引越しとは同居人による暴力が原因で仕方なく行われる引越しです。
既に警察や弁護士が介入している状況であれば、加害者側に抑止力がかかってるので、まだ作業がしやすいのですが、被害者がまだ警察などに被害を相談していない状況の引越しだとちょっと厄介です。
その状況で加害者が現場に居合わせたりしたらもう最悪です。
何度かそうゆう状況があったのですが基本暴れます。最後の抵抗ですかね。
被害者の荷物を壊したり、被害者に暴言や暴力をふるったりします。
そうなれば作業なんてやれません💧
こちらも破壊活動や暴力を見てみぬふりはできないので間に入ってなだめたりと必死です。
それでもダメなら警察に通報ですね。
当然作業も中断って事になります。
DV引越しは加害者が絶対にいないタイミングを見計らってやらないとなかなか上手くはいかないです。
DVによる暴力行為はなんぼ同居者とはいえ立派な犯罪ですので、引越しを検討する前にまず警察や弁護士などに相談することをおすすめします。
相談する余裕がない場合は、荷物は諦めて身一つでまずは安全な場所に逃げたほうが良いと思います。
警察のサポート
自宅に戻れないケースでの宿泊先の手配
自宅で被害を受けた場合などのように、被害後自宅に帰れないケースでは、警察で一時的な宿泊先としてホテルなどの手配をしております。
ハウスクリーニング費用の助成
同様に、自宅が被害場所となる場合で、その結果清掃や消臭などが必要な時は、一定の条件の下、一定額までのハウスクリーニングの費用を警察で支払います。
DV被害などでの引越費用の助成
ストーカーやDV被害のように、身の安全を確保するために緊急に引っ越す必要がある場合、一定の条件の下、一定額までの転居費用を警察で支払います。
情報発信元
警視庁 犯罪被害者支援室
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
このように警察のサポートもございます。
ご参考にしてください。
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