灯油の残った灯油ストーブは運べる?
『灯油が残ってる状態』の灯油ストーブは原則引越し業者は運搬することができません。
全ての業者が同じ対応とは言い切れませんが基本断られると思っていいです。
なので、お荷物に灯油の残ってる灯油ストーブ(石油ストーブ)がある場合は『空焚き』まで必ずしておいてください。
灯油ストーブの空焚き手順
空焚きまで手順としては
- シュポシュポでストーブのタンクからポリタンクに灯油を移動させる
- 空になったタンクをストーブにセットして点火させる
- 自然に鎮火したら完了
臭い煙がでる可能性があるので必ず換気をしながら作業してください。
できるのであれば、ストーブからタンクを外して底に残ってる灯油をキッチンペーパー等で拭き取って頂ければ完璧です。
灯油が染み込んだペーパーは燃えるゴミで処分できます。
ストーブ本体の梱包は業者におまかせでいいです。
お疲れ様です!以上で作業終了です!
と言いたいところなんですがそうはいかないです。
まだやることはあります。
灯油の入ったポリタンクの取り扱いです。
灯油の入ったポリタンク
こいつが1番めんどくさいかもしれません。
この『灯油の入ったポリタンク』も引越し業者は基本的には運搬してくれません。
なのでご自身で運ぶか処分するかになります。
自家用車があれば運べますね。ポリタンク重いから無理!って事であれば引越し作業員に「自家用車まで運んでください」と伝えればたぶん対応してくれます。
自家用車なくご自身での運搬方法がない場合は処分するしかありません。
タクシーなども灯油のポリタンクの積載はムリなので諦めてください。
処分には以下の方法があります。
近所の人にあげる ガソリンスタンドに持ち込む 灯油配送業者に相談する
近所にガソリンスタンドがなければ灯油配送業者に相談するのが1番いいでしょう。
引き取りは有料になると思うので問い合わせ時に料金の確認をしてください。
灯油を不法投棄すると
処分が面倒だからと言って、トイレ、流し、下水道に灯油を流すような行為は少量でも絶対にしないようにしてください。
不法投棄になり罰せられます。
起訴されたら5年以下懲役または1000万以下の罰金です。
それに不法投棄が原因で起きた損害の賠償も乗っかってきます。
人生詰みですね。
念のためですが、電池式のポータブルストーブは電池を抜いておいたほうがいいです。可能性は非常に低いですが輸送中に発火のリスクがあります。
面倒な作業かもしれませんが安全な引越し為なのでご協力ください。
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